2019年11月17日

海子永眠

2019年11月16日、21:30くらい…海子永眠。

海子17歳と4か月。

あまりにも急なお別れでした。




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スペイン帰国後、いつも通りすぐに実家に迎えに行って、10月31日から自宅に戻った。

6日、7日くらいから、なんだか様子が変で、10日頃からみるみる体調が悪くなった。
病院に連れて行った頃からは、ほとんど1ヵ所から動かなくなった。
ベッドの下や、部屋の隅…熱があったのか、冷たくて暗い場所ばかりに居たがった。

たぶん、自分で最後の場所を探していたんだと思う。
海子が選んだ場所は、何故かお風呂場だった…(自宅での12日の写真)


海子の病気はリンパ腫と言う癌。

不調が出た時から、検査結果が出るまでの4日で一気に悪くなってしまった。

手術をして、腸に出来たリンパ腫を取ってから、抗がん剤の治療に入るか、抗がん剤一本で行くか、何もしないか…

選択は3つしかなかった。

どの治療にも確約は全くなくて、あくまでも延命のための治療であって、どれをとっても急激に悪化する可能性は示唆されていた。
私には何を選んだらいいか本当につらい選択だった。

腸に出来た癌は、たったの数日で直径5センチにも肥大し、腸を塞ぎ、そのせいで何も食べられなくなっていたという事だった。


食べたい欲求はあるみたいだったし、最初の頃はほんの少しでも液状のご飯を食べてくれていたけど、殆ど栄養が取れてないので、身体を触ると骨が目立つようになっていて、早く決断をしなければ、どの治療も難しくなりそうだった。

先ず食べれるように、体力の残っているうちに、と手術を選択した。

手術の日には、ひと舐めの食事も受け付けなくなっていた。

それでも、立ち上がってこちらを見たり、まだ体力的には、海子らしい強さを感じる事が出来ていた。

病院で体重を計っても減っていなかったことや、一刻を争う状況で、手術を決めた15日の金曜の夜、一時帰宅した後、16日の昼前に入院、手術となった。

夕方、仕事が終わってから面会に行った時、先生から病気の進行が想像以上に酷かったこと、腹膜炎と、腸全体の炎症が激しく脆くなっていて、出血が酷く、腫瘍を取る事しかできなかった事、腹水の他に胸水も溜まりだしていたこと…いろいろな説明を受けたけど、きっと翌日には少し回復してると信じてた。

だって、数日前までそんなに悪いと思うような感じではなかった…

とても速いスピードで悪くなる…リンパ腫はそういう癌だった。



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16日、19時半。
病院で面会。

熱っぽく、頭を撫でてあげてもゴロゴロいう力もない感じだったけど、私の手の上に頭を預けて来た。
ゼンゼン動けずぐったりしていたらしいけど、私を見て立ち上がろうとした。
私は、体力を使わせたくなかったので、それを制して、頑張るんだよ、って声をかけて帰宅した。

帰りたかったんだと、今は思う。


翌日はアウトドアでの講習だったけど、朝、病院は開いて無いけど、病院の前でお祈りして出かけ、陽が短い時期で、病院が閉まるギリギリに間に合いそうだと思ったので、帰りにも寄って、きっと今日より元気になった海子を見て、撫でて、少しずつ少し元気になっていって、余命は短くとも、もう一度美味しいご飯を欲しがって、食べて、私とベッドで寝る事がきっと出来る、信じていた。

仕事もあるので早く寝ようと床に就くけど眠れず、母からもらった数珠と御守りに、海子がまだ赤ちゃんた頃に抜けた乳歯と産毛を、大切に取っておいたものを一緒にして、ずっとお祈りしていた。

22時18分、電話が鳴った。
動物病院からの着信を見た時、わかってしまった。

今思えば、海子の様子が変になった時に、、本当は私は解っていたんだと思う。

勘?
いや、ずっと一緒に生きて来たから、感じる、そういう部分。


急いで病院に行き、海子の亡骸を見て、まだ温かいその身体に涙が止まらなかった。
人生で、こんなにつらく哀しいことは初めてでした。

病院に連れて行きはじめてから5日目。

昨日の朝預けて、その日、術後の19時半までは生きていたのに。
柔らかくて暖かい海子を撫でたたった2時間半後、海子は逝ってしまった。

突然すぎる。


自宅に帰ってから、私のベッドに海子を寝かせ、ずっと撫でて朝を迎えた。
海子ごめんね。
ごめんね。
ごめんね。

最期を看取ってあげれなかった。
自宅で、私の腕の中で最後を迎えさせてあげれなかった。

私は本当にダメなお母さんだったと思った。
謝っても謝っても、こんなにダメな私で済まなかったと思った。


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朝には、そこで最後を迎えたかったであろうお風呂場や、いつも日光浴をしていたベランダ、今みたいに、いつものテーブルに私が座り、パソコン仕事しているときには必ず横で寝そべっている、お気に入りの椅子の上に乗せてあげて、最後の時間をゆっくり大切に過ごしている。




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森田もお別れを…




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森田には魂がなくなってしまい、血の通わない海子は、もう、海子じゃないんだなぁ…

昨夜、私が海子と寝ているときも、見には来るけど、もう海子とは認識していないみたいだった。
…あんなに可愛がって貰ってたのに(笑)




海子の猫生は良いものだったんだろうか…

私は海子を幸せにしてきてあげれたんだろうか…


私は、
私は海子に会えて、一杯思い出があって、いつも海子が大好きで、世界でいちばん可愛くて、大事で…


すごく幸せでした。

海子、ありがとう。

海子、ごめんね…












posted by ユカジラ at 10:30| 日記