2019年11月15日

海子

20191111_134440.jpg20191110_191819.jpg20191113_173112.jpg20191115_195206.jpg海子の体調が思わしくない。


少し様子を見ていたけれど、先日、病院へ連れていった。


高齢になると多いという、消化器系のリンパ腫…癌だった。 


猫や犬、動物の老い方は、ゆっくり少しずつじゃなくて、階段を降りるようにガクンと進む。


海子は17歳。


そう遠くない未来、こういう日が来ることはわかってはいたけど、あまりにも急でとてもつらい。


人間に換算すれば相当高齢なので、椅子の上やベッドに上がれなくなった時期には、海子、足腰弱くなったなぁ、くらいはあったけど、つい1週間前まで、いつもと変わらず、元気でよく食べて…いつ見ても世界で一番可愛い!と思っちゃうくらい、どんなことにも表情をコロコロ変える、感情の豊かな猫、私にとって世界一可愛い家族。


体調が悪くなりはじめてからは、熱があったり痛みがあったのだろう…何かを怖がっているような様子で落ち着きがなくなり、ベットの下や玄関の隅、夜のベランダ…薄暗いところばかりにうずくまり、私が呼んでもこちらを見ようともしなくなった。


いつでも私について回り、帰宅の時は必ずお出迎えに来ていた海子が、全くそれらをしなくなり、虚ろな目で横たわって1日を過ごしていた。


ご飯の量も減り、きれい好きな海子が粗相をしてしまったときには、一種の覚悟を感じた。


海子がまだ目も見えてない頃、哺乳瓶でミルクを飲ませ、フリースの胸元に入れて育てていた頃から、ずっと恐れていた、この可愛い生き物といつかは別れなくてはならない日の事。

その恐怖を忘れたことはなかった。


いやいや、まだ死んだ訳じゃないけど(笑)


今はとても近い現実として目の前にある。


検査結果が出て、今後の治療をどうするか…決めるまでの期間がとても辛かった。


胃液を大量に吐いた時は、深夜でも見てもらえる救急病院を調べたり、いつでも出掛けられるように、寝ずに様子を見てた。


こさじいっぱいくらいの液状の食事を取るのがやっとなので、深夜に何度も食べさせたり…


辛そうに横たわる姿を見てるのが辛かった。


ご飯もほんの少しずつだけど食べているし、お湯を足して作るぬるま湯は、飲みやすいのか飲んでくれる。


頭を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らす。


今生きてるのに…

ふわふわして柔らかいのに…

嘘みたいだ。


家に居られるときは、傍にいてあげたい。いや、私が傍に居たい、だな、本当は(笑)


風呂場を横に見る廊下に布団を運んで寝ようとしたら、なんか落ち着かないのか嫌なのか…海子に思いっきり拒否られた(笑)ので、私はがっかりしながら、自分の寝室に布団を戻したり…(笑)




そうそう、体調が悪くなってから、最終的に海子が選んだ寝床は、何故か、浴室の中(笑)


床も冷たいし、私がお風呂に入るとき、いろいろ工夫しなきゃならないので大変なんだけど、海子の好きなことを自由にやらせてあげたいと思っている。


敷物を柔らかく敷き詰めてホカロンを入れて、ヒーターを風呂場に向けて暖めたりしてるけど、せめて暖かい場所を気に入ってくれてたらなぁ、と複雑な気分。

これから寒くなるから。


陽の差し込むソファーに居るのが大好きだった海子。


今は暗くて寒くて狭いところにずっといる。

だいたい、なんで風呂場?(苦笑)


私は風呂場に座り、本を読んだり、スマホで調べものをしたり…そこで寝ようとすらしてる自分に少し可笑しくもなる。


こちらの気持ちなんてお構い無しの、呆れたような、鬱陶しそうな(笑)目で見る海子。


そんなツンデレが可愛い海子。


海子にとって何がベストなのか、何をしたらいちばん良いのか…自分のことへの決断なら、どんなことも迷わず決めれるし、後悔はしない。


そんな性格の私なのに、今は、何を選んだら良いか、解らないし決められなかった。


でも、頑張らないと、と思ってる。


海子にとってのベストが何かを決めてあげることが私のやるべきことなんだから。


進行が急激な病気。

迷ってる時間はあまりない。

いくつかの選択肢のなか、どれも何にも確証はない。


そして、これは治る病気ではない。

どれだけ延命できるか…なのだ。


明日、海子は手術を受ける。


その結果がどうなっても。

私が決断しないと。



海子のこれからが、少しでも怖かったり痛かったり辛くないようにしてあげたい。


そして、残された時間を今までと同じように大切に過ごそうと思う。
posted by ユカジラ at 20:36| 日記