2019年09月23日

2019 Rodellarツアー開始

おととしの肩の手術で見送ったままの「FLORIDA」を再トライすべく、やってきました!スペイン。

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(Fhoto Manabu/Yoneyama/2016)


6年前(2014年)そのエリアの中で最も深い場所から、最大傾斜をどっかーーーん!と壁の上まで抜け、美しくカッコイイそのルートに出会ってしまった。
しかし、2014年は壁がビショビショで、取り付くものの状態が悪すぎた。

2015年、心から惚れたそのルートを登りたくて、本格的にトライを始めた。
が、1テンまで持ち込むも完登ならず…

2016年、登り切るつもりで挑んだものの、同じ個所が繋げられず…
下部パートの8A+パートを、いったい何度登った事だろう( ;∀;)

2017年、何かが足らない…いや総てが足りてない自分。
もう一段階上を目指す為のトレーニングをした。
それが仇になって?( ;∀;)腱板断裂の手術…
無理をし過ぎていた。
やり方が間違っていた。

復帰までの長い道程。
最短で復帰したけれど、長かった。

2018年、ギリシャ(レオにディオ)、アメリカ(ライフル)でのツアーを経て、スペインの地へ戻った。
けれど、その年は豪雨の影響で、ツアー期間中に目標の壁が渇くことは無く、見送った年となった。

自分に問う、
クライミングは何なのか。
何がしたいのか。
どう生きたいのか。
そんな2年でもあった。



再起を目指し最短で復帰してきたつもりでも、現実はどうだったろう?

去年の「FLORIDA」トライに関して、今思えば…
いや、その時点でもわかっていた。
状態が良く、取り付いていたとしてもきっと登れなかった、と。


そして今年、2019年。
6年目の再チャレンジ。

「FLORIDA・8C」



自分に残されたクライミング人生の中で、最も大切な終活の1本。
まだ間に合うのかはわからない。

やれることはやって来た。とは思う。

生ぬるい内容だったかもしれないけど、不全断裂のままの左肩腱板の痛みや、新たに始まった両親指の拇指CM関節炎と変形…そんな爆弾を抱えた中、壊れるか否か!?結構ヤバそうなギリギリの線までは “やれた” と言えるくらいはやってこれたと思う。

つくづく登れる状態でここに入れることに感謝している。
寝る前に祈る事は、「登るまでもってくれ」と言う他力本願、神頼み的な毎日(苦笑)


今日までのそれが正しかったか間違っていたかはわからないけど、あとは “やるだけ” の所までは来た(笑)

うれしい。
楽しい。



やれるだけやれる日がいつまでもあるわけじゃない。
と言うことがリアルにわかる。

出し惜しみしない。
と言う事の刹那がリアルにわかる。

護りに入らない。
と言う事の貴重さがリアルにわかる。

痛みも不安も苦しみも。
欲しくても得られない未来がリアルにわかる。

できなかった後悔よりやらなかった後悔の方が罪深いでしょ。
と言う意味のリアリティーがリアルに怖い。



雨で迎えてくれた(笑)Rodellarツアー始まりです。


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(Fhoto; Manabu/Yoneyama/2016
)





posted by ユカジラ at 02:00| 日記