2018年06月28日

腱板断裂手術・術後半年?1年のまとめ

通常、腱板断裂手術後は、可動域を手術前の100%になるべく近づけるようにして行くために、リハビリと再診を術後1年目まで行うらしい。

左肩←手術してないほうの肩も同じときに不全断裂をしていた為、その手術をどうするか相談を含めて1年目までの病院通いは続けたが、6ヶ月目からは、3ヶ月おき、2回の通院と言うヤル気のなさでした(笑)

リハビリにおいては、自分で出来る程度のマッサージを10分程度施術するだけだったので、時間節約のため、こちらもセルフケアで進めた。

クライミングの復帰が目的だった私には、“生活に支障の無い程度に戻す”事に1年も費やす呑気な時間の経過では困ってしまうので、自己流ではあるものの、慎重かつ入念に調べ、専門家の意見を聞きながら、自分の身体の感覚で、様々な運動を自分なりの療法を選択しながら、平均的な“始めて良い”時期を待たずに始めていた。

それが良かったか悪かったかは賛否両論、判断は難しいところだけど、“個人レベル”の感覚では成功したと思う。

クライミングは、術後4ヶ月から再開。
約2ヶ月(1ヶ月半強)以上早く始め、その2ヶ月の間に 30日近いクライミング日数をこなしたことで、医師からクライミングを始めて良いと言われた時点で、以前よりも筋力が低下している事以外に困ることは感じないまで復帰が進んでいた。

筋力や、動きのイメージ通り自身の身体をコントロール出来てきたと感じ、手術前とほぼ同等なレベルまで戻すのに、約3ヶ月(クライミング日数で約40日)を要した。
これは相当早く特例とのこと。

実際、リハビリと復帰にかけたトレーニング量や時間は厳しくキツイものでした。

痛みも不安も我慢も伴う、淡々とした日々の積み重ねのからの獲得。


ある時、スッと力が身体に戻ってきた感じがして、登りのイメージと実際の動きが合致してきたのが、クライミング日数で、ルート33日、ホルダー6日辺りだった。

自分でも攻めすぎでは!?と思うくらいギリギリの線でトレーニング、クライミングをこなしてきたと思う。

ボルター等で片腕で振られを止める、強い筋力で力を出しきる、そしてそれを3〜4時間ぶっ続けで動ききれるようになったのは、痛みが強く出たり、不安になるような違和感を、感じにくくなったのは7ヶ月辺りだった。

その後は、部分断裂のまま“温存療法”を選択している左肩(今回手術していない方)の方が常に痛みがあり気になる感じとなり、右肩に対する不安は殆ど無くなった。

術後8ヶ月半目には、1ヶ月のヨーロッパツアーに行くが、ツアー中に不安や違和感を感じることなく登りきれた。
この時にチャレンジ出来た最高難易度で、8A+(13C)、未だ戻りきってない筋量に比例する筋力が戻せれば、8B+のトライも不可能ではないと感じた。

その後、負荷を上げて登り続けたところ、1年目を目前とする11ヶ月目辺りに両肩の前面と三角筋に、嫌な痛みが出て再診。

腱板に直接問題のある痛みでは無かったものの、自重(じちょう)する事、レストとトレーニングの再構築をする良いきっかけとなった。

奇しくも、1年前とほぼ同じ日にち、シュチュエーションだったので、ドキドキがバクバクだったけど、腱板を繋げるために埋め込んだアンカーまわりの炎症で、痛い事は痛く、登りにも影響はあったけれど、重大な事に結び付くモノではないとわかったあとは気楽になった。

手術からのマイナス要素を色々な事への言い訳にせず、常に「もう戻った」と本気で思いながら登ってきたけど、筋力的には、やはり1年かかったというのが客観的なところでしょう。

この後、左肩の手術をするときにはこの経験と、培った知識や方法を生かして挑もうと思います。
posted by ユカジラ at 12:38| 日記