2017年11月11日

得たもの失ったもの

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登り始めて1ヶ月が過ぎた。

未だに痛みも出る日があったり、ドキドキワクワクしながら登り続けているけど、動きの規制や力を出すことに気を使うことは減った。

↑いいのか!?う〜ん、いいだろ(笑)


この怪我をして、手術に至るまで、私は私というクライマーの良いところをひとつも認めていなかった(苦笑)

パワーが無くて、弱くて、ダイナミックムーブが苦手で、持久力有るって言ってもミドルレンジまでしか無くて…
保持力はある方だけど、もっとある人もいるし…と…(笑)

現状に満足することなく、いつも総てが足りない、弱い、強くなりたいと思うからこそ、人の何倍も努力するしかないと思ってた。

旗から見たらバカみたいにトレーニングし続けて、自分の力で腱板ぶっちぎって(笑)

アホだね、私らしくて良いと思うしかないくらいのアホかもね〜(笑)

それでも、
だからこそ?

けっこう難しいクライミングも出来るようになったんだと思ってる。

手負いになって、マイナスからのやり直しをしている今となっては、まあ、自分でいうのも可笑しいけど、意外と強かったし、上手かったし、スゲー持久力、保持力あったんだなぁ…と。

失ってみて始めて解ることもある。

多くの昭和以上の人がそうなんだろうけど、日本人の美徳らしく、自分を“良し”とすることはなく、“まだまだ” “上には上”の、上だけを見て登ってきた。


怪我をして得るものもある…
と良く言うけれど、それはなんだろう?

これからはもう少し自分を労って、良いところも少しは認めてあげたいと、私の大嫌いな“甘ったれ”と“誉められて伸びる”←けっ!(笑)と思ってた部分も、少しだけ悪くないかも、と思えるような、自分に厳しすぎた私も、自分に対する優しさが、うっすらと身に付いた(笑)

半年登れなくなる事や、やり直しに使う時間の切なさを思えば、鞭打つばかりがベストでない事が身に滲みて解ったからねぇ。←遅ぇよ(笑)


今までは、どこが難しいかもわからないような感覚で登っていた12ノーマルくらいのルートで、現在は苦戦している(苦笑)

けっこう遠かったんだ…
けっこう細かかったんだ…
けっこう難しいんだ…

……
ってね(苦笑)


弱くて、強くなりたくて、なかなか身に付かなかったパワーで解決する身体も、何年もかけて身につけていた。

そして、それを知ったのは失ってからだった(笑)

取り戻したら、積み上げたモノを大切に使いながらその先へ行く。必ず。

この怪我で失ったものは何もない!
絶対そう言えるようにしようと思っている今日この頃(笑)

因みに、得たものは…

山屋時代くらい走れるようになり、習慣として普通に毎日走れるようになり、その恩恵も得られてる。
痛みがあったり疲労を感じたら休むようになった。
自炊するようになった。

失ったものは…

全部取り返す予定なので、失ったものは、体重2sだけ。
posted by ユカジラ at 19:08| 日記