2016年06月12日

現代用語が解らない50代


スプラモンテアプローチ談義その2。

最近のクライマーが使う言葉が理解できない我々(笑)

たもが「エンクラってみんな言うけど、俺は意味が解らない、本当の意味知ってる?教えて」と(笑)

「多分、今日は本気のトライはしないでのんびりゆっくり楽しく登るって意味で使ってるんじゃないの?私、エンクラって言葉嫌いだけど〜」と答えた。

エンクラって、エンジョイクライミングの略らしいんだけど、カタカナなイメージのせいか、なーんとなく不快感を覚える(笑)
テレクラっぽいからか!?(笑)

一生懸命登ることから逃げてるように聞こえるし、ダメだったときの逃げの保険的な言葉で使ってるように感じるからかなぁ……(笑)

言葉の響きに女々しさと言うか侠気が無いからかも(笑)

以前、どう考えても、その人にとってエンジョイ出来るような課題じゃないものに取り付いて、ボロカスになってるひとが、「今日はエンクラ!」とか書いてるのをFBとかで読んだことがあって、何でそんな見栄をはる必要あるのかなぁ?と不思議に思ったことがある……



友達に楽しんでもらいたいから、易しめのルート(課題)を中心にまわるんだー、とか、あんま気合い入らないから適当に調子見ながら登るよ……とかで良いじゃん?(笑)

たも曰く、「俺にとってのエン(エンジョイ)クラ(クライミング)は、限界をプッシュするクライミングだから……だから話がチクハグだったのか……」と。

爆笑〜!

まあ、そりゃ、そっちが正解!

さすがだねぇ師匠、浮世離れしすぎですよ(笑)

ストレートな言葉の意味なら人それぞれのエンクラってことだけど、価値観の違う人とだとえらいことになるな(笑)

その後に、私は「MOS」って表記が最初なんの意味が解らなかった、って話になった。

ルート上に苔でも生えてたのか?って思ってたけど、マスターオンサイトの意味だと知ったときは違和感有りすぎだったなぁ、と。

だって、オンサイトって基本、マスターでしょ?

まあ、日本の岩場は人工過密で、誰かがドローを掛けたら、無理して外すかしない限りマスターはなくなるけど、表記するなら、オンサイト(ドローは掛かっていました)だよね?

ドローがあるのとないのとで、登りに影響があるルートもあるけど、マスターで登ることを特別すごいことみたいに思うこと自体、なんか違和感が……ドローが掛かってないのが当たり前なんだけどね、普通は。

「やっぱり、ドロー掛けながら登るのが普通で、掛かっていたら、楽になった、とか、残念!って感じだよね?」「当然!」と盛り上がる(笑)


あと、たもが、登るときに「出す」って言うのが嫌いだと言ってたのもウケた(笑)

「なんだよ、出すって、登る、だろ?」と。

「力を出す、とか魂を出す、じゃない?」と答えておいたけど、確かにね(笑)

「外岩」も「岩場」だよね?(笑)

偽岩なら内岩?(笑)

まあ、この辺りはどっちでも良い話だけど、感覚と言うか、感性と言うか、価値観なのかな?久しぶりに違和感なく会話が出来る仲間と苦楽を共に登れたことはスゴく落ち着いて過ごせたのは確か。

良いツアーだったな、スプラモンテ。

やっぱりパートナーって重要だ。

ビレーしてくれれば良いとかの話じゃないなぁ、と、改めて思う。

クライミングシーンの中でも、私が「時間が迫ってくると、追い詰められて来て、眠りが浅いんだよね……変な夢見出したし、ヤバイ精神状態になってきたなぁ……」とか、「プレッシャーで気持ち悪くなってきた」とか、そういったメンタル面の部分でも、クライミングの技術的な事でも「わかる、わかるよ」といつでもどんなことにも声をかけてくれてて、今までの私なら、思いやりの気持ちには感謝しつつも、「オメーに何がわかる!?」って心に響くことはあまりなかった方だったけど、たもさんの言葉はすんなり入ったし、身体や心が軽くなるような力を与えてくれた。

冬のスペインでも感じたけど、多分、ストイックに、努力しないと越えれなかったモノを、越える経験をたくさんしてきた人の言葉には重みがあるからなんだろうなぁ……って感じた。

私達が20代で、世界を夢見て、クライミングを愛して、ただひたすらクライミングだけを追求してきた同士……今は多くの人が登らなくなって、残ったクライマーはそう多くない。

レッドデータバンクに指定されそうな位置付けだけど、多くを語らなくても解り合える仲間には、死なないで登り続けて欲しいなぁ〜と思った(笑)
posted by ユカジラ at 19:04| 日記