2020年06月25日

筋肉は嘘をつかない

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が、身に染みわたる今日この頃(笑)

始まりは去年の11月。

スペインツアーへ向けて、今まで手を着けず…
着けることをしてこなかった「筋トレ」に着手したことに遡る。

その時は、スペイン出発までの約2ヶ月足らずだったけれど、多分30年ぶりくらいに懸垂、腕立て伏せ、キャンパシングを週2で始めてみた。

初めた頃は、驚くほどプルプルしてたし、笑えるほど弱かった(笑)

肩の手術後の一時期、全身の筋肉が落ち、まるで一般女性並の細さまで痩せこけたブランクを差し引いてもヒドかったかも(笑)

保持や持久力、ムーブの解決や組み立てがそこそこあっても、それだけじゃ見れない世界がある。

そして、そこを見たい以上、歩まねばならぬ道のり。

登ることがいちばんのトレーニング…
それは間違えではないけど、時代と共にそれでは太刀打ちできない事は感じてきていた。

どんどんパワー化するクライミングと自身の目指す難易度的にも、パワーの強化は不可欠。

38年のクライミング歴と、その本気な取り組みの中で、自己分析してみても、不足していると感じる部分は「パワー」や、「突破力」だったし、それ以外で克服できるモノは、かなり身に付けてきた自信はあった。

足りてないことの筆頭は、いつだって「パワー」、そしてそれを司る「筋力」だった。

もうそこしかない!は、間違いではないとすら思っていた。

己の筋力の足り無さを解っていても、やれてなかった「筋トレ」…

取り組んでみたらどう変わるのか?
新たな挑戦。


スペインツアーでの成果は、2ヶ月と言う短期のトレーニングだったので、飛躍的、とまでは行かなかったけど、確実にパワーが着いていること、そしてその効力を感じられた。

目標のルートの完登には届かなかったけど、手応えは感じた。

その当時のトレーニングは、まだまだヒヨコの「筋ピヨトレ」だったけど、
少しずつ強度を上げ進化させたら…
これを1年続けたら…
夢が叶うかもしれない!と感じた。

そしてコロナ禍の中、自由は奪われ、クライミングが出来ない日々となった。

逆境をポジティブに捉え、腹をくくって「与えられた大チャンス」と、「筋トレ」を続けた。

トレーニング漬けの日々は、楽しいことは無いに等しく苦しかったし、温存しながら過ごしている肩の不全断裂(手術してない左肩)を進行させないか不安な日も多かった。

けど、やりきれた。

1日かけてメニューをこなすなんて、自粛期間じゃなければ出来なかったかもしれない(笑)

そして今も、来年のスペインツアーへ行けると信じて、少しずつ進化中の筋トレを、週2で続けている。

そしてそこには、今までと違う登りが出来ている自分がいる。

去年と比べて難易度や強度がどうか…
人工壁のルートや課題では、比べられるものでもないけど、今までなら出来ていなかったと思われる引き付けやロックオフ、距離出しが出来ていると感じてる。

ボルダーもだけど、パワー系の課題が、以前より登れるようになってる気がする。

ルートでは、トライ中の黄緑12Dは、一気に進んで、ラスト3手の所でのワンテン。
日々のワークアウトをやりきる度にパワーが着いてきてる気がする。
もう登れそうだ。

そしてこのルート、数字よりも凶悪だ(笑)

女子の代表選手達が苦労している様子を見ても、難しいことは一目瞭然。


以前の私だったら、あらゆる箇所のムーヴすら、距離感と強度の高さに、こなせてなかったか、相当苦労してたと思う。

また、12Cまでは、前回よりもだいぶ易し目に感じているけど、そうでもないと言う声も聞く。
遠いらしい…

私は、それほど遠いとは感じてなかった(笑)

こんな所にも答えは少しずつ出ているのかな?と信じたい(笑)

「筋肉は嘘をつかない」…
か、どうかはそれぞれなのかもしれないけど、私にとっては、「筋肉は裏切らない」と言えるのかも(笑)

残りの8ヶ月、更にムキムキになってやる〜!

ガリガリ君は卒業です。
posted by ユカジラ at 21:39| 日記