2018年09月24日

棒族の話

2年前にはここまで多く見かけなかったと思われる種族が、今年は激しく目につく…

棒族。

いつでもどんなルートでもなんでもかんでも…

全てのクリップを、トライもせずにチータスティックでクリップして終了点まで登る“族”が多発している……

夏に行ったライフル(アメリカ、コロラド)でも、族はたくさんいたけど、ここスペインでも、族の勢力が急速に増えてるように感じる。

棒族の所持する、超絶に長い棒でも届かないクリップがあると、速攻そこで降りて、そのルートはもうやらない…

ぶらぶら長い棒を腰にぶら下げて、トップロープ状態でも落ちれば、腰の長い棒もバビューーーンって振られてて…大丈夫なのか〜〜?って思う(笑)

ムーブがお話にならないくらい出来なくても、どんどん上へ上へとごぼう登りで上がって行く…

なにがしたいんだろ??


クライミングは自由なものだけど、最低限の、暗黙だけどあるべき姿ってものがあるんじゃないかと私は思っていて、それにこだわったり、克服することが難しかったり厳しかったり楽しかったり…

越える事、それらに向き合う精神論は、口うるさいオバはんと言われようとも言いたい。

私たちの世代が、そういった時代があって、クライミングの文化もそれに準じたモノだったって事を伝える老体が全員死んだら、考える事、選択するものが、楽で都合のイイものばかりになってしまいそう……

そういう時代を知ってて、“最短” や “結果重視” を選ぶのは、自由だし、悪い事ばかりでもないかも…とも思うから、知ったうえで次世代に向かってほしいよな、って思う。

「昔の人よりいろんな部分が進化して、情報も溢れてて正確で…こんなに便利で楽になってるんだから自分はもっと頑張れるはずだ」って思いながらヒマラヤを登ってた、山屋時代を思い出したりもした。
速乾性のウエアーや、軽量化の進んだ装備と大昔のキスリングや布のテント、ぺミカン食ってたの!?重っ!!ってことを知って、比べれば、今の装備でより難しいラインやスピードあるクライミングを目指せなかったら、「完全に昔のクライマーに負けてんじゃん!」って、イイ意味で自分を鼓舞してた。
そういう気概でこれからの時代のクライマーが、クライミングで世界最難とかを押し上げるツールになるなら悪いだけじゃないとも言えなくはない?とも思ってはいる。
話がズレたけど…(笑)

自分の弱さを正論化するために楽な方に流されるのは、なんだかなぁ〜〜、って感じた。

精神論や根性論を嫌い、馬鹿にする人って多いけど、これらって基本だと思う。

精神論が、フィジカル以上に大切なのがクライミングであるといっても言い過ぎじゃないと、私は思う。

クライミングの掟であり、崇高なものって叩き込まれてきた多くの倫理観や哲学、そこが好きで続けてきた古い時代の我々には、今時の時代の変化は驚愕…

誰が何してても個人の自由だけど、棒族の話で言うならば、ランナウトの恐怖に耐えながら、1手探るのにも、いちいち “臨死体験” くらいの “死んだ!”感を感じながら、ふり絞って手を出してゆくことや、繰り返し頑張った挙句、やっとの思いでムーブを発見することや、そのパートに…実質の時間は余ってても、気力やフィジカルを使い切るという意味で1日を費やし、指をミンチにして、肉体と魂をささげ、ボロカスになるまでトライすることがクライミングなんですよ。と教えてあげたい(笑)

実際昨日は、ムーブこなさないと先に進めない距離核心のパートを、確実に自分のものにしたくて頑張ってた私のトライ後、そうやっていろんな高難度に取り付いては中途半端に諦めてはあっちこっちと8台を “ごぼう” してるクライマーが、私がトライ中のルートを始めだしたから、どえ〜〜〜〜〜!だ(笑)

それよりも易しいルートを敗退してるのを見てたので、やるの???って感じもあったし、普通ならしないだろう選択に、同じ時代を登って来た輩はみんな、?????て感じ。

よくある事なんだけど、私が取り付いてるルートは、あんなチビがムーブ出来てるくらいだから、お買い得や、易しいルートだと思うみたいで、他に腐るほどルートが有って空いてるのに、ピンポイントに狙われ取り付いてくる(笑)

で、すぐにやめちゃうクライマーの多い事…(笑)

ん、まったく〜〜〜、人を見かけで判断するのはやめましょう!!といつも思う。

誰がどう思ってやるのも自由だけど、やるなら、気合と覚悟を持ってまじめにやれ!!とは思う。

そういう、“観光気分” の人が取り付いてる時間、まじめに頑張りながらトライして来た人は、待たなきゃならないんだから。

それが、棒族による、棒ごぼう登りだと、さすがに違和感あり過ぎてちょっと腹立たしい…(笑)

多くのまともに頑張ってるクライマーが、怖さと向き合って、手を出し出し出し出し、ひえええええええぇーーー!!と、モグラ叩きの後に、臨死体験を食らって、ポンピングを繰り返しヘロヘロになるパートを、労せずして抜けて行くって……まあ、全くムーブは出来てないっていうか、強傾斜なので、ムーブを試すことも出来てないけど、それもまた、じゃあなんでやるんだよ!?って思う(笑)


棒を手にした民族は、その安易で快適?な暗黒面から抜ける事は出来なくなるかの如く “クライミング” をしていない。

棒を持った時点でクライマーに戻れなくなる怖い世界…マジ怖い(笑)



もちろん、使うことを全否定はしてない。

そういう設定のルートは使うけど、使わないでも行けそうかやめた方が良いかくらいは一旦考える。

使う時も、使わないで済む高い能力があれば、面倒くさいから使わないで済むのになぁ〜〜と、もっと強くなりたい!といつも思う。

他の誰かが、怪我と秤に掛けて迷ってるなら、使ったほうがいいよっていうし、それがいいと思う。

これをそういうスタイルで登ってる人がいて、それが通常なら…
いつか自分もそういう風に登れるクライマーになりたい、と思いながら努力と向上を胸に歩けばいいと思う。

もしくは、自分にはそれが最大の頑張りで、怪我ができない立場だったり、そもそもそこまで考える気もない人はマイペースで楽しめばいいと思う。


数字や成果よりも大事なものがクライミングにはたくさんあるから。




話とは関係ないけど、イイ石見つけた特集。

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我々が見つけた、ワレワレ石。別名、おかき石。

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posted by ユカジラ at 02:51| 日記

2018年09月21日

クライマー冥利に尽きる時間と日々の徒然



一昨日、夕方から雷雨で結構な雨量があったけど、それ以外は毎日晴れ!

超絶嬉しい!!

大きなコルネからの雨だれは変わらず続いているけど、全体的には乾いてきている感じ。


超絶嬉しい!!!


こちらに来てから2週間まで、もう2サイクル……時間が過ぎるのって早い!!!


超絶焦る(笑)



今年は、目標ルートの “FLORIDA” 触れるんだろうか?

まあ、今取り組んでる、Gladiator・8b が面白いし、いろんな意味で今やるにふさわしいので、今出来る事を精一杯!な人生ってことで、OK。


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( Gladiator 8b    GRAN BOVEDA )


下部と上部の傾斜はそれほどでもないけど、中間部の傾斜は160以上?

そこにある核心は、激!!遠く、初めてトライした日には、足位置や中継を駆使したものの、スンナリ出来たのに、その後はなんだか上手く行かないことが多くなってる……

170〜180pくらいの、巨人軍数人が同じルートをトライしてるけど、そのパートは誰がやっても同じムーブしかない、高難度ルートらしい核心。

各クライマーのムーブを見ていても、みんな取るのに苦労しているし、そういうデカ人が取る時の距離感が半端ないので、きっと自分にはすごく遠い距離を頑張って取ってるんだと、他人事みたいだけど「スゲーーなッ!!」って思うので、難しいんだと思う。


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出来るときと出来ないときの違いを理解して、確実に動けるように固めて行きたいとトライするんだけど、結構なランナウトパートで、核心をこなしてクリップなので、ホールドの持ち方、もしくは1足の位置や重心…
試せるのは1回のハングドックに1回……

「う〜〜〜ん、違うかぁーーー!!」となれば、

ざざざ残念!!

どっか〜〜〜ん!と落ちるしかなす術無し。

ポンピングで戻るのも大変な距離をフォールしての繰り返しなので、なかなか修業な感じで、なかなか進まない…いろんなことが(笑)


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どひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜!!って落ちる。  
きょわい( ;∀;)



40mと長いルートなので、ムーブがよくわからなかった4トライ目までは結構パンプを感じて、つなげられる感じになれなかったけど、だいぶ長いルートの感覚が戻ってきた感覚。

時差ボケみたいな疲労感も完全に抜けて、調子はイイ感じ。

レスト日のジョギングもスイスイ走れるように元気満載。



明日は、核心の “出来る、と、出来ない” の感覚を、 “モノ“ にして、一気につなげて行きたい!!

ムーブを確立して行くときに時折対面するこういった感覚…

高い精度が必要なこういう時…

それを感じイメージを具体化して自分の動きにしてゆく…

この時間が大好きだ。



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夜なべして、ムーブを考えて考えてイメージして…

毎晩、意味不明な寝言で、周囲をビビらせている……(笑)

せんじつは、「ひっ、、、引、、、けねぇ〜〜!!!」と、届かないホールドへの想いの丈を叫んでたそうです……(笑)

周りに迷惑なユカジラです。なんまんだぶ。


まあ、とにもかくにも、またこうして登れてる自分は、幸せ者だ!
神様、最高の時間を再び…ありがとうございます!






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Montseの愛情いっぱいの美味しい食事。

レロレロになって、夕飯の時間ギリギリで帰宅しても、“玄関入って2分でご飯” ←このキャッチフレーズ、知ってる人っているかな?(笑)
知ってたら世代がバレバレですな(笑)

有難い環境にも感謝。




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Pacoさんが採って来たキノコ達!!
近日中に、スープになって夕飯に出るのだぁ〜〜〜〜〜揺れるハート





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chi-cya。
この子は、Montseの家の子で、呼べば来るし、抱っこ抱っこ星人でかわゆくてタマラン!!
今回の浮気相手…海子スマン!!!(笑)



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子猫たくさん!
飛んで跳ねて、元気いっぱい!!!



やるぜ!
おれはやるぜ!!!(笑)



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posted by ユカジラ at 22:21| 日記

2018年09月18日

晴れ女を炸裂してはいるものの……

Rodellに到着してから6日経ち、バルセロナからの移動日は雨が降っていたものの、その後は NO Rain!!!

もうね、絶大な威力を発揮して雨を食い止めてる気分だけど、ようは雷雨が季節を変えたって感じかな。

晴れ女とか、雨男とか、あるわけもなく……(笑)


まあ、なんにしろ、この天気の急変は有難いけど、目的のルートは、この、雨無しの晴天があと2週間は続かないと取り付ける感じではない……(涙)

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取り付きから、コルネは全体的にビショビショで、我慢してなんとか…というレベルまでまだまだかかりそう……



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取り付きに向かう河原も、通常なら多くの人がレジャーシートをひいて寛いだり、クライミングを体験するにはちょうどいい易しいエリアとして賑わう場所なのに、水没している……

未だ、各エリアの多くのルートが染み出したままだけど、濡れの影響が少ないルートを登りながら頑張るしかない。

この現実には、結構ダメージ大きかったけど、“縁”が無いルートって……無くも無いんだと思うし、仕方ない事ってたくさんあるもんね……(´;ω;`)

人生、思い通りにならないことの方が多い…

だから今出来る事を精一杯やるしかない。



というわけで、来るべき日が来た時にはすぐに対応できるように、40m級ルートの持久力、その対応に、と、GRAN BOVEDA エリアのぶっかぶり地帯にある、Gladiator 8b のトライを始めることにした。

長さも、内容も強度も、申し分ないこのルート、この2日トライして、ムーブも大体OKな感じになったし、明日のレスト明けから RP目指して頑張ろうと思う。

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所々で、顔や露出した肌に、染み出しの雨だれがポタポタと鬱陶しいけど、登りには何の影響もないってことはブラボ――――!!の極み(笑)

ありがとう神様!!という気分。



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私にとっては、ハイパワーエンデュランス爆裂な内容で、苦手っていうか厳しい感じだけど、登ってて楽しい!!

つながるかな?
つなげたいなぁ〜〜!

今日の2トライ目は、だいぶいい感じにつながりだしたけど、距離系の核心や、ガバToガバでも、フルスパン出していかないと届かないパートも多く、遣り甲斐あって、暫く、目標ルートのことわ忘れて頑張れそう……



歯を2本も抜いて(笑)食いしばれないのに、毎夜毎夜、悪夢にうなされる時間から少し解放されそうで嬉しい(笑)

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いろんな思いが交錯して…夜寝れなくて岩場で爆睡……

これからは、出し切った疲労で寝れる日が来そう(笑)



楽しむこと、クライミングが好きな事、思い出す事ができるクライミングに感謝です!!!!


posted by ユカジラ at 05:54| 日記

2018年09月16日

バードウオッチング

……と、言うには迫力満点過ぎる、野鳥観察 on レスト日。

私は、猫が大好きだけど、動物全般、好き。

中でも、猛禽類には心惹かれ、雄大に空を旋回する様は、ずーーーっと見てても飽きないくらい好き。

猫もだけど、あのこびない感じ、凛とした筋の通った感じが大好きだ。

以前から、土曜日に行われているこの地域に生息する猛禽類へのフィーディング……

特に観光の目玉として行ってるのではなく、生態を研究したり、保護のために観察や餌付けをしているらしく、参加は自由、有志が心付けを渡すといった程度の、無料での観察会といった感じのものみたいなのも良い。

指定された時間に、集合場所も不明確なまま、セント・シリアの町を目指す。


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小さな町なので、英語も通じないけど、なんとなく集まった6〜7人が、餌付け人となんとなく合流して、なんとなく指さす方へ20〜30分歩いて行き、餌付け場へ到着。

最初は、いつも岩場の上空高く旋回してる猛禽類たちの姿、そのひとつも見えてなかったのに、餌付け人が運ぶ腐肉臭に誘われたのか、習性なのか、曜日と時間でも知ってるのか!?(笑)どんどんどんどん集まってきて、いつの間にか空は、猛禽で一杯になった。
何故解るのか??
あらゆる方向の山から、頂を超えて集まって来た。



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その集合っぷりは、もうそれだけで興奮のるつぼ!!

戦闘機が戦地に向けて集まって来るって、こんな感じか!?って感じの大迫力でした。



餌場には、もう既にスタンバってる猛禽類たちも居て、その大きさ、鳥というよりむしろ恐竜って顔つきと鳴き声に、またまた興奮MAX!!(笑)

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腐肉を食べてる間、いろいろ観察。

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全部で200匹以上?もっとか?
この地域の猛禽類が全部ここにきてる感じのもの凄い数の鳥が肉をめぐってひしめき合う。

餌付けの人は、鳥の中に埋もれて見えなくなってたけど、時折、生肉をこちらに向けて投げてくれるので、手を伸ばせば触れるくらいのところで、肉を喰らう猛禽を間近で見られ、超感動。


すげーーーー迫力!!

見れば見るほど、恐竜。

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この猛禽まで、約2m(笑)


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こんなお顔。

鋭い目の下は鱗っぽい…
やっぱり恐竜っぽい。

くちばしも鋭く、餌付け人の投げる生肉が、私の頭にでも乗ったら、喰われる…間違いなく(笑)




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爪も鋭い!!
これ、超至近距離からの撮影(笑)


いや〜〜〜〜〜、本当にイイもの見れた。

生「ダーヴインが来た」か、生「野生の大国」かって感じでした。

でっかい羽根も1本ゲット。

マジ、めったに出来ない、自由なまんまの観察会でした。


猛禽たちは、餌付けが終わると、三々五々と空に飛び立ち旋回してました。

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posted by ユカジラ at 03:01| 日記

2018年09月15日

カームダウン、フォー、ミー


いや〜〜、ヒドイ!

こちらに来て2日経ちましたが、いきなりの早々からハマりまくっています(苦笑)

今年は、どこに居ても異常気象の影響で、状態に恵まれないことは受け入れてきたから、ポジティブに捉える部分を多く、いい意味で、今年は色々ダメだね、って諦めてもいるし、その時出来ることを精一杯って登って来たけど……

マジだめだわ〜〜〜(笑)

こっちに来てからの2日間は雨が降らないでいるけど、移動してきた日も降っていたし、毎日雨が、どこかのタイミングで降っていた様子。

それは、日本で見ていたこちらの天気予報でも知っていたし、覚悟はしてきたし、移動することも視野に入れるくらい解っていたことだけど、現実は想像よりガッカリなものだ(苦笑)

1日中降り続いているわけではないようだけど、雨は多いようだ

かなりの雨量が降り続いた日が2日あったらしく、その日を境に染み出しが始まり、取り付けないルートは、現時点で多くなってる。

そんな状態では、晴れる日があっても、雨がちな今後の予報では染み出しは治まらないし、増えて行く可能性の方が現実だ。

私が今回目標にしてきたルートも、この1か月で取り付ける日が来る可能性はかなり低いように感じる。

まあ、まだ時間はあると、今出来る事を、と思って登ってるけど、手ごろで、普通に良いルートは、あらかた登ってしまっているので、選択肢はかなり狭くなってる。


で、新しく開拓されたルートの中から、濡れてなさそうなラインで選んだルートが、大外れ…

だいぶ頑張ったけど、どう頑張っても自分には、突破出来る要素が無かった……1〜2メートルのブランクが切ない。

かなり多くのクライマーが、“できねんじゃね!?” って感じだと思う。

誰が登って見せてくれよ!!って思う。まじまんじ。

110度くらいのなんにもホールドが無い壁に、彫りで点々と削られたホールドがエゴの塊…

どんな巨人が掘って作ったのかとムカツキ感満載で、1時間以上、“チビで軽い族” の保持力を発揮して、あらゆる窪みやスジに指をひっかけて、道を切り開こうとと試してみたけど……敗退。

終了点目前に設置されてる、忌々しい敗退シャックル…

そこまででゆうに8aあるムーブをこなし、解決した努力が水の泡〜〜(泣)

指皮ごっそり持ってかれただけで2日が終わったーーーー。( ;∀;)


出来ない理由が納得いくものなら潔くいられるけど、もう悶々悶々と最悪の気分でこの2日を終えました…とほほ。

昔は何にも考えず、順番待ちをしたくないからとか、グレードが大きく違ってるもの、彫りのルートでサイズに限定があるもの(自然なら、諦めもるしかないし、受け入れる)に気付かず取り付いて、1日を無駄っぽく過ごし、トレーニングだと思おう、とか、勉強になった!と、自分を慰めて来たこともあったけど、今回は久々にやられた感満載過ぎて、正気を保つのが大変だ……

クライミングに、“損得”は無いけれど、ハズレはある。

それでなくても、今後の天気予報からしても、登れるルートはどんどん選択肢をそがれていく可能性は大きいし、目標ルートに手を付けれないことに苛立ちや、珍しく、ガクッとヤル気がなくなってしまっている。

なんとか気持ちを保って、いろんな意味で精一杯なのに…ほんとツライ。

天気は仕方ない。

ヒマラヤ登攀時代にも、ビックウオールやアルパインクライミング時でも、それは当たり前に大きな敵でもあったのだから。

あーーー、でも、むーかーつーーーくぅ!!!!!!! ぐえーーーー!!!

一生懸命笑っていることが虚しい。


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posted by ユカジラ at 14:50| 日記

2018年09月14日

おひさしぶり!Rodellar〜〜


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2年ぶりに訪れた故郷は変わっていなくて、懐かしいような、いつも通りなような…心地よい空気感と風景で嬉しかった。

羽田からの深夜便は、出国から経由地のロンドンまでよく眠れ、体にも負担が少ない感じで快適だった。

JALの新型機、機内も快適、食事も美味しくて、なんだか贅沢感満載(笑)

Rodellar到着が夕方で、初日は移動だけになってしまったけど、今年は、ここヨーロッパも天候不順で、現時点で各エリア染み出しが満載、天気も雨が多くしっけしっけで状態は悪いと聞いていたので、のんびりスタートさせようと思っていたのでちょうどいい。

……そう思うしか精神の安定を計れない(笑)感じもあったので、演じて見たり(笑)
まあ、人生何事も努力ってことで(笑)


昨日は、電波状況が悪く、Wi−Fiが繋がらなかった。
モンセに聞いてみたら、天候不順と、毎日の雷雨で電波状況が悪くなってることが多いらしい。

便利ばかりが良いとも限らないので、こちらもなすがまま。
良いときに全力で(笑)

一夜明けた今日は、前日までの雨がちな天気もひと段落したのか!?快晴。

初日のクライミングは、湿気は多いものの、スペインらしい青空の中、時差ボケ解消のため、6b+、6b、6c+の3本をテンポよく登った。

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( 昼休憩 )


昼前になると気怠くなってきたけど、昼寝することもなく、7年前の最終日の最後のトライでオンサイトしそこなったままトライしていなかった、GRAN BOVEDA エリアの El clan de los M klow 7b+ を登った。

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( GRAN BOVEDA )


悠久の時を経て宿題回収(笑)

当時、終了点直下で落ちたけど、ムーブのシークエンスが読み当てれず、オンサイト出来無かったろうな、と思ったそのルート……シークエンスもさることながら、1か所のムーブの悪さはかなりなものだったと再確認。
登れてよかった〜〜。

その後は、濡れの少ないラインで、近年開拓された 8a をトライしたけど、左右にある8a は、数人ずつトライしていたけど、私がトライしたそ奴は…なかなかに曲者でした(笑)

まあ、あいてたからって理由でチョイスしたくらいなので、誰もやっていないことが答えだったのか?終了点直下のハンガーに敗退用とみられるシャックルが……(苦笑)

私もそこがムーブ解決できず、今日は終了点まで抜けれず…

なんだか、かなり悪そうな垂直系のスラブでチョーク跡もほとんどなく、終了点を目前にして敗退臭がプンプンで泣けるわ〜〜〜。(´;ω;`)ウゥゥ

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まあ、明日もう一度トライしてみようと思ってる。


初日っから、指皮ヒリヒリ、ド筋肉痛になりました(苦笑)



アプローチの途中で、現地妻猫をハグる。

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美佐子さんちのピンキーそっくりでした〜〜!







posted by ユカジラ at 06:20| 日記

2018年09月11日

みんな模索しながら進んでるんだ。

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ようやく涼しくなってきたけど、モーレツな湿度に、ルートでのトレーニングは、いろんなモノへの消耗戦となりよろしくないので、もっぱらボルダーで筋力強化に努めてきた。

早い時間からオープンしているジムをローテーションしながら登ってる間に、私から見たら、まだまだバリバリに若いけど、どちらかと言うと既にこっちより?の世代達と世間話をする時間も多くなってた。

劇的な早さで進化?時代の流れを変えている近年のクライミング…
その中で、つい数年前には、確固とした目標を持てていた申し子達の多くは
、いろんなことへ迷い、進むべき方向を見つけられないでいるように感じた。

今の子供達のように、疑いもせずにオリンピックを目標にするには遅すぎて、かといって、我々の世代のように、生き方や在り方、クライミングへの関わり方…
そんな自身の立ち方への迷いも消え、人生を本当の意味で自分のものとして進めるだけの強さ?(笑)悟りと言うには笑えるけど、ある意味潔い諦め?(笑)も当たり前だけど、持てないでいる。

迷い、時の中を彷徨している…
そんな感じ。

私も、20代後半から30代は、いつも不安と、ヤケクソ(笑)の自信を唱えることで、なんとか軸をブラさずに、必死に立ってた思い出が過る。

生きるって大変だし、若ければ総てが抑揚な訳でも、モチロン無い。

今、とても驚異に見える、根拠の無い自信で満ち溢れた子供達も、いずれ通る道でもあり、越えなくてはならない壁でもあるんだと思う。

自由に何の疑いもなく、真っ直ぐ切り開かれた道しか見えてなかった頃(道がどう見えるかも、その人の性格や個性だけど(笑))いくつもの枝分かれを、自分の責任で選び、自由にならなくなった様々な事を駆使しながら、「惑わず」「天命を知り」、全うする時間こそが「人生」。

ここの面白さに、私もやっと到達しつつある気もする。←先輩方の若輩者が何を偉そうに、と言う言葉が聞こえて来そうだけど(笑)

私も大人に…いや、老年に近づいて、迷える世代の話を、諭すでも正すでもなく聞いてあげれるようになった(笑)

歩いてきたから見守ってあげれる。
それでいいんだろうとも思う。

みんな頑張れ!
見ていてくれる人はちゃんと見てるから。

そんな事を感じさせられた最近でした。


さてさて、そんな中、私も迷いや不安がないわけでもなく…でも、時は止まらないから、レッツラgo!動き出しますよーん。
長く生きてて良いことに、無駄なことに時間を費やさなくなったことがある(笑)


ってゆーか、その時間すら惜しい、が本音(笑)

今日の深夜…正確には明日になってすぐの1時55分発の飛行機で、スペインへ向かいます。

ちょうど一年前の同じ時期に、行ってるはずだったスペイン、Rodellarへのツアーの始まり。

寝ても覚めても心と身体の奥に棲みついて離れなくなってる、愛しいルートを登るべく、手術後、マイナスからの再チャレンジ。

マイナスから来て、今はどの辺だろう?

プラスに変じてるかは、気にしても仕方ない。

なすがまま。

やることはやって来たので、なるようにしかならんからねー(笑)

今回は、目標ルートはもちろん、ジュテームジュテーム!ストーカー並みに向き合うつもりだけど、一本のルートに掛かりきりになることはせず、本来の「クライミング、なぜ登る?」の答え、「好きだから」「楽しいから」と言う基本線を胸に、今の自分に出来る最大限で登り倒す!を実践していきたいと思っています。

もう、自分に対して言い訳をしたり、対外的な評価を気にしたり、見栄を張ったりと言う、青い年代は遠の昔。

長く生きてて良かったことのもうひとつは、心はとても強くなった。


出国前から、既に悪天候続きで、染みだし満載、これからの予報も毎日雨で、Rodellarでのクライミングすら怪しい感じだけど、騒いでも、怒っても、文句を言っても、「無いモノは無い」のだから。

心穏やかに、とりあえず現地へ!

アディオ〜ス。


写真・・・気合い入れて飲みまくって、貰った「ふちねこ、仮装しちゃいました」シリーズ、欲しかったバージョンのひとつ、一撃で当てちゃった〜うふふ〜。←ムダに運を使いまくり(笑)
posted by ユカジラ at 14:22| 日記

2018年09月03日

コンカツ!

行ってきました、婚活 
……

もとい、昆活会場!(笑)

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上野国立博物館で10月10日まで開催中の、「昆活しようぜ!!」のキャッチフレーズでおなじみの【昆活】、日曜日の岩場講習が、あいにくの雨で中止になったので、行ってきました〜〜。


猫カフェに続き、なんだか、人並みな経験を積んでます(笑)

とか言っても、両日とも、クライミングはしっかり登って、なんですけどね。


夏休み最後の日曜日で雨!
と来れば、室内イベントが激込みなのは、想像のうちだったけど、やっぱり人混みも都会に行くのも苦手だなぁ…

精神的に非常に疲れた…

でもまあ、【昆活】は、なかなか見応えあって楽しめた。


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日本ミツバチの模型。

私は、スズメバチが、カッコいいので好きなんだけど、その狂暴で、体格もペトラとジャインくらい違うのに、蜂球で熱殺することなど、結構ヤル奴なので、ミツバチも好きだ。


海外のカミキリや、蝶、コガネ虫……魅力的な種も多い。

クライミング出来なくなったら、コスタリカとか行ってみたいとも思うけど、クライミング以上に好きなことや熱中できることは、私には相当難しいだろうなと、同時にいつも感じる(笑)



人が多すぎて、ゆっくり見れなかったけど、標本もたくさんあった!

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【昆活】の後は、夕方から、PUMP2に行って登ったけど、こちらの激混み感もハンパなくてゲッソリ…(笑)


やっぱ、週末は仕事!!!
これがイチバン!!(笑)


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posted by ユカジラ at 20:44| 日記

2018年09月01日

初見参・猫カフェ!

私にしては珍しく、クライミング以外の趣味の話。

やってみたいことや、行ってみたい所が無いわけではないけど、放っておくと、登って登って登る事しか頭に浮かばないし、行動にも移せない性分……(苦笑)

そんな折、猫友が上京…“猫カフェ” に行こうと声をかけてくれたので、2つ返事で行ってきました(笑)



横浜線の町田駅から線路沿いに2分という、地元感満載なそこは、電車に乗るたびに気になっていた聖地!

いやはや、もう、むふ〜〜〜〜!!!!な空間は、可愛い子たちがそこらここらにいっぱい居て、お触り自由な「浮気しまくり」の、私が男だったら、キャバクラに行くってこんな感じか!?(笑)って思ちゃうくらいドキドキワクワク(笑)



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もう〜〜、みんな可愛くて!!
自宅でまったりしてるように寛げ、疲れたときなんか、猫を両脇に爆睡出来そうな空間でした。



“浮気”が、海子や森田にバレないかドキドキな体験(笑)


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猫友も、猫をなでなでしながら、篠山紀信状態(笑)

「う〜〜ん、、いいねぇ〜」「ハイハイ〜〜、もう1枚〜」って声が聞こえてきそう(笑)

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次々に、入れ代わり立ち代わりお客さんが来るんだけど、おっさん数人で来たり、印象的だったのが、大学生くらいの男の子2人で来て、お互い何を話すでもなくマンガを読みながら、時折猫を撫でたり…(笑)

なんか、優しい空気が好感を持てる感じでした。


たまたまかもだけど、やって来るお客さんは、男性の方が多かった気がする。

社会で背攻めきあってる戦士達の憩いの空間なのかも(笑)



都会のせわしない時間の流れの中で、異空間。

ほとんどの猫は寝てるし、緩やかな動きの猫に囲まれて、なんだか実にゆったりとした良い時間でした。


また行こうっと!!猫わーい(嬉しい顔)



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posted by ユカジラ at 21:18| 日記