2016年07月04日

1日の重み

IMG_20160704_160714.jpg去年、約1ヶ月半のツアーで、その1本だけに打ち込みながらも、1ヶ所どうしてもつながらなかったルートのことを、その日から想わない日はなかった……

今年は、その再トライの為に、約2か月後にスペインへ向かう予定だ。

この1年も、そこへ向けて意識を高く登ってきたけど、どんなに努力しても、その空白の1手を……いや、連続する高い強度のボルダームーヴが出来るような自分になれたか……

自信はあまりない。

一番大切な努力を、ほんとにしてきただろうか?

そう考えれば考えるほど、自信もないし、不安が募る。

その、止めれなかった1手が止まっても、核心はその先へと変わっていくだろう……

越えなければならない難所は、止めた次、そしてその次へと容赦なく畳み掛けるんだと思うし、それが現実。

去年のツアー後から、頑張りすぎたのか?はたまた当然の刹那なのかはわからないけれど、体調が悪くなることが多くなり、圧倒的な回復への気配りと、その部分への努力を軽視できなくなって、やらなきゃならないことがまたひとつ増えた1年だった。

楽観的
スーパーポジティブ
クドいほどに諦めない

そんな私だけど、その時に出来ることを精一杯……ほんとに文字通り、体たらくな日も含めて(そっちが増えてる?(涙))その時、それ以上は何も出来ないくらいの日々を送ってはいる。

追い込むトレーニング、限界のチャレンジ……そういった事をやったことがある人ならばわかる感覚だと思うけど、身体を使いすぎると、全身に熱を持ち、痛みと火照りで眠れない……

一晩中寝返りをうつことで、筋疲労を回復させて、明け方、空が白む頃にようやく熱が落ちて、やっと少しだけ眠れると言う日が、思い起こせばすごく増えてるなぁ……

そして、起床のタイミングでは、今日はもう無理かも……と言う疲労感と、動かない身体で寝床から這い上がる。

そんな事を繰り返しながらも、人間って、自分が思うよりも丈夫で、やりたいクライミング、やらなきゃならないトレーニングは、おおかたこなせている。

まさに、毎日限界までやりきっている感じ。

今死んでも、未練はあっても、後悔は、確かに無い、良い人生かもだけど、結構キツいな(笑)


でも、でもだ。

私は、私にたいしては、ちっとも優しくなる気もないし、なれない。

どんなに努力したつもりになっていても、結果が伴わなければ、ただの嗜好にすぎない。

やった感があるだけの、ただ肉体を苛めてるだけのダメなトレーニングだった、と言うこと。

もしくは、努力してるつもりかもしれないけど、得たいものには足りてない努力だったと言うこと……

そう思ってる。

だから、最近、秋に行くツアーが怖い……(笑)

今、自分がやってることが間違ってるかもしれない。

そう考えると不安で、余計眠れなくなる(笑)

それでも、私はクライマーなので、自分の事は自分で考え、ひとつひとつ、受け入れながら進んでいきたいから、自己責任の上全てを決断して行きたいとは思っている。



ボルダー力、少しは着いたのだろうか?

サルディニアでのムーヴの厳しさ、あまりにもトライ数が少なかった事、付加条件が厳しすぎたこと、これらは出来なかったムーヴへの言い訳にはなるのだろうか?

今日はハイパワーエンデュランスのトレーニング、3日目の仕上げとして、荻窪で、5・10カップの課題を2時間半で下から登ってみたけど、3級までは全部登れだけど、2級に入ったら、とたんにハードに感じて、難航……


5本のうち、3本しかトライする時間がなかった上、完登出来たのは1本……

トライした残りの2本は、出来るときはパッと出来てしまうような内容だったのに、その状況を作る為の、自身のパワーの弱さを感じた……

1級くらいまでサクサク登れないとダメなんだよなぁ……きっと。

とおいなー、なりたい自分まで……(苦笑)

きっと、普通の人でも1級くらいまで、簡単に登るんだろうなぁ。



でも、荻窪の課題はほんとに良い。

これだけ登り甲斐のある課題がたくさんあって、日本人は恵まれてるよね。

課題を作る全てのセッターさんに感謝だよ。ほんとに。

良質の課題が、岩場に行けないときでも有るって事、当たり前じゃない。

私は恵まれてる。

そうだよ、そう。
だからもっと頑張りたい!

あと2ヶ月。

現地で苦しまないために、今、今が勝負。
posted by ユカジラ at 21:47| 日記