2015年12月23日

今年を振り返って

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2015年は、1月のスペインオリアナから始り、夏のスペイン・ロデラーでのフロリダ 8C が大きな目標だった。

どのツアーも、天候の不順に翻弄された感は否めないけど、2015年は、いろんな事を試され、いつもよりも更に「現実の自分」から目を背けず見直す1年になったように思う。

心も身体も、もう一段階上の強さを作る為に力を蓄える年だったように思う。

自分が登りたいルートの難易度からも、これから挑戦しようと温めている集大成としての目標にも…

一昨年より去年、去年より今の方が相対的には向上しているけれど、ボルダー力の底上げが大きな課題として残った。

今日までも、ボルダーの強化には力を注いできたけれど、根本から意識改革すると言う意味で、「まだまだ足りない!」と言う結論に(笑)


ボルダー力の強化と言う指針に、初段のワンデイは昔の目標としてあったけど、自分に向いてる、もしくは再登率の高い人気課題的な1級、初段ならそこそこ可能なくらいまでは成長出来たと思う。

グレードが高くても、自分にとって苦手の無い課題だったら、1日に何本登っても安定感抜群の私には「力」の底上げには余りならないんだと思った。

もちろん、それはそれで、そうそう簡単な事でも無いから、登れたら嬉しいし楽しいんだけど…

頑張って出来る範囲内の事をやってたんじゃ向上しない!が、私の中での結論。

不可能に感じる課題を登ることに大きな意味があるのだろうと思う。

そこにグレードは関係無いと言う本質を見極めろ!だと。

どうしても、有名課題や人気課題中心に取付いちゃうけど、必要なのは、自分にとって難しい課題。

その意味に、高難度でなくてはならない理由はそう大きくない。
ボルダーをやり込んでいる人にはすぐに伝わる意味だと思う。


数年前の自分を思えば、自分の中での「そんなダイナミックで難しい動き出来ない」は、出来るようになったから、今「のびしろが少なくなっている私にそこまでのことが出来るのかなぁ?」も、きっと越えられると信じて前へ進んでみたいと夢を描きつつある。

私に、もし才能があるとすれば、努力を努力と思わない能天気さと、疲労や故障の痛みに苦痛を感じにくい変態さ…
そして、迷いのなさかもしれない(笑)


もうすぐ50歳。
誰もが平等に訪れる加齢で出来なくなる事も、常識的な普通も…自分が無いと思えば無い(笑)

……と、実はこれから起こる様々な不確定なことは不安だけど、とりあえず言ってみる。
言って自分を追い詰めてみようと思っている(笑)

この夏のスペインでの1ヶ月半、徹底的に酷使した身体の蓄積疲労は、帰国後の身体を想像以上にボロボロにしたし、快復の過程では、いつになくキツいものになったけど…

とにかく半端なくキツい毎日、痛みから来る苦しみは尋常じゃなかったけど、甘やかし過ぎることなく、いつもかそれ以上のトレーニングをしながらでも、2ヶ月半くらいで快復出来た。

やり過ぎた感が否めなかった追込みも、この経験からは範囲内の追込みに変わる…

進化とはそういうものだと私は信じている。

そこにはリスクは付き物だけど、
no pain no gain
high risk high return

クライミングは「道」で、いつだって「真剣勝負」。
恐がっていたら、見たい世界は見れない。

まあ、この先…「あの人バカだよね、あの歳で無理に決まってんじゃーん」と笑われる事態があっても「我が人生に悔いは無し」(笑)

と言うわけで、目にみえる成果はなかった1年にだったけど(あ、Mishiは登れて良かった) 想いを現実に変える力を、少し蓄える事は出来たと思う。

敵わないモノの大きさを知ることは前へ進むための道導になる。

私にとっての「生きる力」そのもの。

来年の、年間を通してのスケジュールも決まったし、3度予定しているツアーのチケットも取得済み。


さ〜て、チケット取っちまったら逃げ場は無いよ(笑)

怪我も故障も出来ないねぇ。

格安チケットって、返金も変更も効かないからねぇ…

恐〜っ(笑)

その為に、身を粉にして働いた(笑)
空いた時間は全部トレーニングした。

だから、来年が楽しみだ!

さあこい!
2016年!
posted by ユカジラ at 22:52| 日記