今回のツアーでの、STONE MASTERSのお仕事としてのクライミングジム視察を兼ね、4件のジムを巡りました。
ツアーでの長雨や、染み出しで登れない時間が長くても、今までは、レストと捉えるか、散歩やストレッチなどで時間を消化するしかなかった。
その焦りやジリジリ感…(笑)
帰国日とプロジェクトとの兼ね合いによってはストレスも大きい、、、ことも…。
そうでもない人もいるのかもだけど、私はいつもそうでした(苦笑)
が、時代の変化と言うか、まさにクライミング大流行!!と言うか、オリンピック効果?
スペインもジムラッシュの波が来ているようです。
まさかの、この岩場天国のRodellar、ゆえにジムがあるわけもないのが当たり前だし、いい意味で田舎だし…
そんな地から40分と言う近さ、Huesca(人口約5万人)の町外れに、2週間前に新規オープンしたばかりのジムがあり行ってみた。
SALANOWA Climbing Gym
場所は街中ではなく、やや郊外。
アクセスは解り易いし、駐車スペースの確保も問題なし(2019年時点)
ネットで検索すれば詳しい情報もすぐにわかり(日本語もある)とにかくRodellarからのアクセスはいちばん楽なのがいい!
ジム内はこんな感じ。
200坪くらいか?
年中無休で、朝は9時からOPEN。
広いし、キレイだし、課題数は多くは無いけど、クオリティー的には申し分ない。
日中は、空いてて貸し切り…ちょっと心配になった(笑)
他のジムのように、子供の課外授業やスクールも、この日は無かったのか、登り易かった。
難易度は、色分けで日本と同じような感じだけど、総じて距離系。
スペイン人のサイズ感ゆえに、って感じかな?
まあ、でも日本のジムの方が、距離もあってテクニカルなうえ、保持も要るって言う揃いぶみなので、やっぱり日本のジム方が相対的に難しいと感じた。
グレード表は、6段階の色分け。
今回行ったジムはすべて同じ感じで数字の表記は無かった。
真ん中あたりで、5〜3級くらい?かな。
幅がすごくある感じだったけど、それより下の2段階は梯子っぽい課題が多いという印象の中、SALANOWAは、ムーブもあったし、傾斜に対してのホールドサイズ感は、どのジムより完成度は高く感じた。
カフェバーが併設されてるのも、スペインのジムでは通常のよう。
居心地も良いし、自前のお弁当なんかも広げて食べられるので嬉しい。
親御さんたちが子供のお迎えで待ってたり、近くの一般人がコーヒーだけ飲みに来てたり、とこういう空間も営業ジムの軽々方法のひとつなのかも。
これまたどのジムも共通だったけど、キャンパスボードや、システムトレーニングボード、MOONボード等、トレーニングボードは充実していて、朝イチからこれだけやりに来て、その後出勤?してるような人は多かった。
スポーツクラブにあるような機器を置いていることも通常で、使っている人も多かった。
Boulder Indoor
Lieidaのある3件のジムの中で、いちばん普通の営業ジム。
他の2件は、平日の17時から21時までで、土日は休み、とか、鍵を勝手に開けて?使いたい人がいるときだけ開ける?スタッフは居ないけど24時間営業とうたってはいるもの、プライベートジムっぽい印象なので、今回はパスした。
Boulder Indoorは、数年前の冬のオリアナツアーで、やはり雨の染み出しを乾くまでの調整で1度使ったことがあるジムで、大きな街にしては場所も分かり易いという意味で行った。
課題的には、易しいものは徹底的に梯子で、難しいものも、保持やムーブは極めて少なく、言っては悪いが距離系で課題の完成度は低め(スマン)かなぁ??
スクールのようなものを日中にやっていて、ジムが狭いのもあるけど激込みだった。
子供が順番待ちは全くしないし、ひとつの課題に1時間以上取り付いてたり、追いかけっこしてたり、マット上に寝転んでたり…カオス…(苦笑)
フランス人の集団だったので、岩場にスクールで来たけど、雨で登れなかったから来た、って感じだったので、フランスではそういう感じなのかな?とも思った。
岩場でも、フランス人っていつもそんな感じだからなぁ…
待機スペースも狭いので事故が起きないかと、引いてしまうのは良識ある日本人、って感じで疲れた…(笑)
でも、子供も年配の人も初心者も無理なく必ず登れるような課題が多いのは、多くの人が楽しそうに登ってて、それはそれで良いとは思った。
日本は対局なイメージで、異常に一般を受け付けないような課題と内容ばかりなのも心配になる…
まあ、大きなお世話だろうけど。
Sharma Climbing Gym
sharmaclimbingbcn.com
5年前(2014年)にオープンの、言わずと知れたクリスシャーマのジム。
バルセロナの空港から30分くらいの住宅街にある。
Rodellarからだと、1時間半〜2時間かかるので、なかなか岩場からは行きにくい。
人は結構入っていて、課題も普通。
シャーマ、って事で、高難度満載!?って言う勝手なイメージよりは一般向けの易し目な課題が多かった。
そうそう、ここに限らず、こちらのジムのマットは総じて硬め。
4〜5mから飛び降りるには、体重の少ない人にとっては、かなりの衝撃…(苦笑)
イメージ的には、畳の上に飛び降りるくらいの感じで、クライムダウン必須。
終了点取りに気合のデッドがある課題は、それが怖くて難易度が上がってた(笑)
翌日の腰の痛さがヤバかった。
下降ホールドがあるのが救いで、完登後は必ずクライムダウン。
Indoorwall Jaca
こっちのジムは、ジム名にインドアって入るの多い…
てか、凝った名前はあんまりなかったな。
indoorwall.com
ここも日本語で読めるサイトがある。
今や常識みたいですね。
このジムは、Jaca(ハカ)という街にあり、新興開発地域に出来たドでかいジム。
高原リゾート的な美しい街で、オシャレな装いと風景で、ドライブも楽しい。
Rodellarから1時間半くらいなので、チョイス的にはLieidaへ行くよりお勧め。
壁は、ヨーロッパはみんなそうみたい?だけど、ウオールトピア(ブルガリア)製。
このジムが今回見に行った4店舗のうち一番デカくて、600坪以上あった。
大人用のスペース用と子供用スペースが分かれていて、登り易い。
大人用エリアは300坪で、端から端の課題まで結構歩く(笑)
ランニングの課題は、走りまくれ過ぎて疲れるくらい。
4店舗の中で、いちばん課題の内容は日本寄りで、荻窪パンプって感じでした。
子供エリアも300坪。
トンネルや縄梯子の橋などあり、午後はスクールで大騒ぎだったけど、ここは、子供たちのマナーはとても良かった。
カフェバーとレストランが併設されていて、登った後にランチしてたり、広いテーブルスペースのサイズも、並のレストランよりでかくてビックリでした。
これからの時代は、長雨の待機でやきもきしたり、調子を落としたり、大幅な移動を余儀なくされる事も少なくなるんだなぁ、と感じた。
ツアーの在り方が変わる事が、嬉しい反面、昔、いや、つい数年前までの当たり前に受け入れて来た、「ならでは」が無くなってしまうのがちょっと寂しくもある。
こちらは、そろそろハロウィーンイベント準備で賑わい始めてる。
我世代に、ハロウィーンって無い感じだけど、乗ってみた(笑)